エメラルド

ファンタジーポエム

パステル

限られてる時の
そのなかで
どれだけ伝え合うこと
できるだろう


重ねた日々
優しい光


過ぎていくときの忘れ物
おもいだして
また笑いあう


可笑しいくらい
不器用な
伝え方


それもまた君らしさ
そういって


笑う


愛しいもの
胸の中
あふれだして




この世界は
神秘


捲られる
なぞにつつまれた
こころ


刺激的な
色では
ないけれど


優しく
纏う


淡い



罪が降る

木に宿る精霊たち


森の番人は知っている


人々の深い罪たべて


空気を綺麗に変えていく


精霊はどんな姿している


それは小人のようでもあり


鳥のようでもある


夕月


光と並ぶ空に


今宵も


罪の意識が


降ってくる


降ってくる



永遠をおしえて

終わりが来るならば
何故出会うの


軈て
愛は冷めゆく


確かめ合ったその
ぬくもりさえも


夢も希望もかなえたい


ねがうことさえ
忘れかけていた時
君と出会った


君は小さくほほ笑み
悲しみすら
優しい風体で
包みこんでいた


何かにからだ預けて
ゆっくり生きていた


星降る夜
君を見つけた



三日月がとんがる
かわいい夜


君に名前は聞けなかった


いや正確には聞かなかったと
いおう


名前などは
どうでもいいんだ


君とのであいは
ボクを失意の淵から
救う


神様のプレゼント



ボクは心がみるみる
蘇るのを
感じ始める



見てるの


君はいってた


だから悲しみも
平気
全部全部
夢だもの


ボクは
君の言葉を黙ってきいていた


その澄んだ声に聞きほれていた
といったほうがいいかな


君はボクをそよ風のような
やさしさで包んで


ボクは君を
大切に感じるのに
時間はかからなかった


そして
おそらくは
君も


重ねあう
こころとこころ


夢のように