エメラルド

ファンタジーポエム

永遠をおしえて

終わりが来るならば
何故出会うの


軈て
愛は冷めゆく


確かめ合ったその
ぬくもりさえも


夢も希望もかなえたい


ねがうことさえ
忘れかけていた時
君と出会った


君は小さくほほ笑み
悲しみすら
優しい風体で
包みこんでいた


何かにからだ預けて
ゆっくり生きていた


星降る夜
君を見つけた



三日月がとんがる
かわいい夜


君に名前は聞けなかった


いや正確には聞かなかったと
いおう


名前などは
どうでもいいんだ


君とのであいは
ボクを失意の淵から
救う


神様のプレゼント



ボクは心がみるみる
蘇るのを
感じ始める



見てるの


君はいってた


だから悲しみも
平気
全部全部
夢だもの


ボクは
君の言葉を黙ってきいていた


その澄んだ声に聞きほれていた
といったほうがいいかな


君はボクをそよ風のような
やさしさで包んで


ボクは君を
大切に感じるのに
時間はかからなかった


そして
おそらくは
君も


重ねあう
こころとこころ


夢のように