エメラルド

ファンタジーポエム

恋色



なぜ
こんなにもあなたを好きになった


なぜ
あなたにはきっと届かない


そう幻よりも遠い


春の日穏やかな陽だまり
欠伸する猫


猫好きなあなたはこの上ない幸せだと
笑う


冬を頑張って越した小さな命
そっと優しく抱きしめてる


近くで私はまぶしく見てる


加速してゆく
切ない心


いつからだろう
あなたの面影一人抱きしめる


そんな切ない癖がついたのは


いつからだろう


あなたの存在が大きくなりすぎて
こころ
破裂しそう



今夜も夢に堕ちてゆく


すきだよ